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はじめに


私たちの信じている神様は「天地創造の神」であられ、すべてを治めておられる方です。すなわちこの世界は、すべて創造の初めから終わりに至るまで、神様の計画の中で動いているのです。

英語で歴史のことを「History」と書きますが、これを分解するとHis Story となります。Hisとは神様のことですから、神様の作られたストーリーが歴史であることがわかります。

この神様によって歴史が作られてきたのです。

私たちには誤りなき神のことばである聖書があります。この聖書には多くの預言のことばが書かれています。旧約聖書は預言書だけでも約30%を占めています。また、それ以外のところにも多く神様の計画された約束のことばが書かれており、その成就を私たちは見てきています。

聖書がいかに正確に書かれているかということを私たちは実際に理解しておく必要があります。イエス・キリストが救い主として来られることに関しては 旧約聖書の約350箇所で述べられています。これは驚くべきことです。そして確かにイエス・キリストは約2000年前にこの地上に来られ、約束通り救い主 として私たちの罪の身代わりとなって十字架に架けられ、3日目によみがえられました。

また、歴史の中でAD70年にエルサレムがローマ軍によって破壊され、約100万人のユダヤ人が殺され、生き残ったユダヤ人たちは各地に散らされて 行きました。このエルサレムが崩壊することも預言で語られていたことですが、後にユダヤ人達が再び戻ってくることも預言されていたのです。例えば、エレミ ヤ書30章3節には「その日、わたしは、わたしの民イスラエルとユダの捕らわれ人を帰らせると、主は言う。わたしは彼らをその先祖たちに与えた地に帰らせ る。彼らはそれを所有する。」と書かれています。1948年にイスラエルが建国されましたが、これはまさに聖書の預言のことばの成就だったのです。エルサ レムが崩壊し、人々が散らされたのは、日本で言えば弥生時代です。その民族が約1900年経ってから自国を建設したのは驚くべきことであり、歴史上の奇跡 です。しかし、聖書には明確に書かれていたのです。

ここに紹介したのはほんの一部に過ぎませんが、聖書の預言が過去において一つ一つ正確に成就してきたように、将来に関する預言も必ず成就して行くのは明らかです。

今回から始まるこのシリーズでは、聖書に書かれている終わりの時代に関して、世の中の出来事、聖書のことば、様々な事柄を通して、共に考え、学んで行きたいと思っています。

2008年7月

主の十字架クリスチャンセンター町田教会

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