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イスラエル建国の意味


2008年、イスラエルは建国60周年を迎えました。すでに21世紀に入っていますが、20世紀最大の奇跡といえば、「イスラエルの建国」と言っても過言ではないでしょう。AD70年にエルサレムがローマ軍によって陥落してから1900年近く経った後に、同じ民族によって国が建国されたことは驚くべきことです。もちろんこれは人間の手によったものではありません。font>
 

神様が聖書を通して何度もイスラエルの民を再び集めると語っておられたからです。エゼキエル書36章24節には「わたしはあなたがたを諸国の民の間から連れ出し、すべての国々から集め、あなたがたの地に連れて行く。」と書かれています。そしてこのイスラエルの建国は大きな終わりの時が近づいているしるしとして受け取ることができるのです。

以前ダニエル書9章の70週の預言に関して書きました。その中にあるように最後の1週、すなわち黙示録に書かれている7年間の時代が始まるとき、中東和平が結ばれます。これはまさに終わりの時代のことですが、イスラエルという国が建国されていなければ、このような状況はありえないのです。

また、ダニエル書11章41節には「彼は麗しい国に攻め入り、多くの国々が倒れる。しかし、エドムとモアブ、またアモン人のおもだった人々は、彼の手から逃げる。」と書かれています。ダニエル書11章の36節以降は終わりの時代に登場する反キリストのことが述べられており、この反キリストが麗しい国すなわちイスラエルに攻め入ると書かれているのです。終わりの時にイスラエルという国が存在していなければこのようなことは起きません。

これだけではありませんが、明らかに聖書では終わりの時にイスラエルという国が大きな意味を持っていることが書かれています。そのイスラエルが建国された意味合いは非常に大きいということを私たちはとらえておかなくてはなりません。

イスラエルが建国されたことは、神様の計画にあって、明らかに終わりの時代が近づいてきているということを現わしているのです。

イスラエルが建国されて60年経ってもあまり変わらないという方がおられるかもしれません。しかし、神様がつくってきておられる歴史の中で、今動きが出てきているということを見ておかなくてはなりません。株価大暴落、温暖化現象、地震、災害、EUの動き等、一つ一つ終わりの時代の兆候として現わされてきているのです。時は確かに近づいています。



2008年9月

主の十字架クリスチャンセンター町田教会

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